石包丁づくり体験は、滑石を粗い紙やすりで石包丁の形に削ってから、水の中できめの細かい紙やすりで磨いて作りました。子どもたちはつるつるに仕上がった石包丁に満足そうでした。稲穂を実際に切ってみると、切れ味のよさにびっくりしていました。アンケートでは、「水につけると、つるつるになって楽しかった」「いねをきれて、うれしかった」「弥生時代の人々は、こんなにたいへんな石包丁を作っていたんだと思った」という声が聞かれました。
土器や石器に触れる体験は、1組8人~9人の4組に分け、石包丁づくりの合間に行いました。ほとんどの子どもは本物の弥生土器や石包丁に触れるのは初めてで、興味深そうに観察していました。「むかしはどうやって、土器を作っていたのか」「昔の人は一から形を作って、がんばっていたんだなと思った」などの感想があり、当時の人々の生活を想像している子もいました。
今後も歴史に興味を持ってもらえるように取り組んでいきます。
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