3限目に、図工室で授業を行いました。初めに、野登小学校周辺の遺跡地図で、校区にもたくさんの遺跡があることを学習しました。次に、食事模型を使い、縄文時代と弥生時代の食生活を中心に学習し、貫頭衣を着て、鍬や鋤などの農具を使う体験もしました。土器や石鏃を見たり、触ったりする活動では、土器の模様や手触り、重さの違いに気づき、石鏃は大きさの違いから、縄文時代は狩りの道具、弥生時代は武器として使われていたことを学びました。
4限目に、屋外で火おこし体験をしました。「舞ぎり式」という古くから伝わる方法で、一人ひとりがチャレンジをしました。風が強く、火種が散らばってしまうなど苦戦をしましたが、逆に風をうまく利用する子どももいて、全員が火をおこすことができました。数人で協力して、楽しく火おこしをする子どもたちもいました。やっと、火がついた子どももいて、昔の人たちが火を手に入れる大変さを少し実感してもらうこともできました。
今後も地域の遺跡や歴史を身近に感じてもらえるように取り組んでいきます。