平成31年3月1日(金)の13時10分~14時00分に、特別支援学校西日野にじ学園で出前授業を実施しました。
初めに、遺物観察をしました。生徒の多くは弥生土器,土師器や須恵器などの土器、磨り石,砥石の石製品を見るのは初めてで、興味深そうでした。甕は煮炊きをする鍋、平瓶は飲み物を入れる容器であったことなど、遺物がどのように使われていたのかを考えてもらいました。また、にじ学園の周辺にも遺跡がたくさんあることも説明しました。
次に、グループに分かれ、実物教材を見たり、触れたりする体験をしました。遺物コーナーでは土器の重さや手ざわりを実感しました。銅鏡コーナーでは銅鏡に映った自分の顔に興味津々でした。食事模型コーナーでは大昔の米は赤かったことなどを知りました。貫頭衣コーナーでは実際に着て、鋤などの農具体験もしました。
今回の経験を活かして、生徒が昔の人々の生活に興味をもつきっかけになるような授業を展開していきます。