成川小学校は校地に遺跡があり、子どもたちはそのことを知っています。そこで、学校のまわりや自分の家の近くにも遺跡があることを、遺跡地図を使って紹介しました。町内に城が相当数あることから、DVDを使って発掘調査された城を見て中世の城には石垣や天守閣はないこと、いまでも堀のあとや廓の広場が残っていることなどを紹介しました。
そのあと、小学校地が縄文時代の遺跡であったことから、縄文、弥生、古墳と時代を追って当時の暮らしを復習もかねて振り返り、暮らしの中で祈りが大切なものであったことを伝えました。祈りのために強い力が必要になり、勾玉などの装身具が発達していったことに気付いてもらい、さあ、勾玉を作ろうと進みました。みんな熱心に石を磨いてオリジナル勾玉を作りました。授業後には「心をこめて作った。大切にしたい。」「土器は思ったより軽かった。」などの感想が寄せられました。
授業の様子 | |
アンケート結果はこちら