平成30年11月8日(木)と11日(日)に、四日市市茂福にある県立北星高校通信制課程で、総合的な学習「文化と国際理解」の出前授業を行いました。授業に参加した生徒は8日が9名、11日が19名でした。
初めに、発掘調査を行う原因、調査方法等について説明し、次いで北星高校周辺にある遺跡を紹介しました。ほとんどの生徒が発掘調査について学ぶのは初めてで、身近な場所にたくさんの遺跡があることを知ったり、出土した遺物に実際に触れたりして、当時の人々の生活を考えるよい機会となりました。
後半は、石包丁づくりをしました。滑石を粗い紙やすりで石包丁の形に削ってから、水の中できめの細かい紙やすりで磨くと、つるつるの石包丁が出来上がりました。早速、草の葉を摘んでみると、その切れ味に多くの生徒が満足をしていました。アンケートでは、「ついつい夢中になってしまうほど、とても楽しかった」「力が必要で少しつかれたが、達成感があり愛着がわいた」という声が聞かれるなど、積極的に取り組んでいました。
今後も埋蔵文化財に興味を持ってもらえるように取り組んでいきます。
11月8日(木) | |
11月11日(日) | |
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