初めに、誠之小学校周辺の遺跡を紹介し、続いて、石包丁の説明をしました、その後、児童と保護者が協力して石包丁作りに取り組みましたが、相談しながら親子で作るほほえましい光景が見られました。途中で、8~9人のグループ毎に、遺物の観察をし、直接ふれる体験をしました。ほとんどの児童は遺物にふれるのは初めてで、「思ったより、弥生土器が軽かった」「昔の人はかしこいなと思った」など、印象深い体験になりました。
思い思いの形にけずった後、紙やすりで磨きながら水洗いをすると、つるつるの石包丁が出来上がりました。早速、用意してあった草を切ってみて、その切れ味に多くの児童が満足をしていました。アンケートでは、「楽しく、みんなの親とも親しくなれた」「昔の人々の大変さがよく分かった」という声が聞かれました。
今後も楽しい活動を通して、昔の人々の生活を考えたり、昔のことを調べたりしたいと児童が思うような授業を工夫していきます。