初めに、展示をしている埴輪を見ながら、その役割と、古墳への配置の仕方、形象埴輪の特徴を解説して、古墳と埴輪への興味を深めてもらうことができました。
次に、形象埴輪の一部分の破片やモデルとなった実物の馬具などを示して、展示してあるどの埴輪の一部分なのかをクイズ形式で問いかけて、モデルと見比べながら、埴輪にも細かい部分まで表現してあることなどを観察してもらいました。
説明の後も、「足だけで、どうして"力士”とわかるのか」、「同じ粘土で作られた人形という意味では縄文時代の土偶などがあるが、どういう違いがあるのか」などの質問があり、それぞれに興味をもってじっくり観察したりメモをとる姿が見られました。
はにわ観察会は、第2回として8月8日(水)、第3回は8月22日(水)に、いずれも午前11時から行います。