飛鳥・奈良時代のくらしの授業では、寺の建築で使われていた瓦の学習をしました。修学旅行で行く東大寺大仏殿の瓦の枚数や総重量から、瓦1枚当たりの重さを求めました。また、実際に瓦に触れたり、持ったりすることによって、その重量感や瓦の組み方などを学びました。
奈良時代の食事の学習では、食事カードを使い、二人一組で16種類の食事メニューから奈良時代の貴族の食事だけを選び出しました。カードには時代や階級が異なる食事メニューも含まれているので、相談しながら、ゲーム感覚で豪華な貴族の食事を考えました。また、その食事は農民の負担の上に成り立っていたことも学びました。さらに、奈良時代の土師器や須恵器などの土器を実際に見たり、触ったりしました。
火おこし体験では、一人ずつ舞ぎり式で火おこしにチャレンジしました。やっと火がついて達成感を味わうことができた子やなかなか火がつかない子もいました。子どもたちは火おこし体験を通して、昔のくらしの大変さを実感していました。
これからも、当時の人々の生活を実感してもらえるように取り組みます。