平成28年11月22日(水)、県立飯南高等学校で出前授業を実施しました。対象は3年生生徒12名です。
まず飯南・飯高地域の歴史の概要を解説しました。飯南・飯高地域が、「和歌山街道(現在の国道166号線)」・「伊勢本街道(現在の国道368号線)」を軸として、伊勢と大和(奈良)、時代によっては和歌山・大阪と江戸とをむすぶ地域として、古くから人や物の行き交う道としての役割を果たしてきたことを解説した上で、関連する遺物を観察してもらいました。
ついで埋文センター製作の「三重の城すごろく」を体験してもらいました。三重県内の城をすごろくをしながら学んでもらうものです。県内の主要な城について楽しみながら学んでもらうことができたかと思います。
今後も埋蔵文化財に興味を持ってもらえるよう取り組みます。