平成29年10月19日(木)、亀山市立白川小学校で出前授業を実施しました。対象は放課後子ども教室の参加児童25名でした。
当日はまず亀山市内の大鼻遺跡から出土した遺物を見てもらいました。大鼻遺跡では縄文時代から鎌倉時代ごろまでの土器や石器、子持ち勾玉などがみつかっています。日頃めったに見られない遺物類に直接触れることができる機会とあって興味を持って遺物に触れる姿が見られました。
また、この日は亀山市・井田川茶臼山古墳出土の鏡を分析して当時と同じように復元した模造鏡も持参しました。博物館等に展示されている銅鏡はさびによって緑青色ですが、当時は金色でした。当時の様に復元された鏡で自分の姿はどう映るのか、興奮気味に観察をしてもらいました。
また後半は火おこしの体験をしました。あいにくの雨天のなか、皆さんがんばって火をおこしていました。
事後のアンケートでは「楽しくて歴史が知れたので一石二鳥だと思いました。」「むかしの人は火おこしをするのに大変だったんだろうなーと思った」「もっと遺跡のことを調べたい」といった声が聞かれました。
今後も地域の歴史や文化財に興味を持ってもらえるように取り組みます。