「農業・食」をテーマとしたイベントでしたので、弥生時代に煮炊きに使われていた甕(かめ)や食器として使用されていた高坏といった「ホンモノ」の土器を展示したほか、復元した農具も展示して手にとっていただけるようにしました。
また、調査研究成果を元に製作した「縄文・弥生時代の食事模型」を展示して、古代の農業や食文化の様子をみていただきました。他にも縄文土器づくりにも用いられた施文具を使って、粘土に文様付けを体験できるコーナーを設けました。
1日を通じ、のべ504人もの方がブースへこられ、「なかなか見る機会のない土器をみることができた」「昔の食事って意外にいろいろあるんですね」といった感想があったほか、文様付け体験でも子どもたちが思い思いの文様を楽しく作っていました。
今後もこういったイベントへの参加を通じて、埋蔵文化財センターの活動や調査の成果をお知らせしていきたいと考えております。ありがとうございました。
農具展示コーナー | 遺物展示コーナー |
土器文様付け体験 | 天白遺跡マスコット、テンちゃんも参加 |