当日は全国的な大雪が降り、北勢地方では路面が凍結する中、八郷の歴史探検隊の10名が参加されました。講座の主な内容は小牧南遺跡、八郷の遺跡についてでした。
小牧南遺跡の説明では県内最古である縄文時代中期の掘立柱建物をはじめ、ほぼ完全な形で発見された縄文時代中期の石囲炉や、竪穴住居の作り方・間取りなどを説明しました。また遺物の説明では今回の調査で出土した縄文時代、弥生時代末~古墳時代初頭、鎌倉時代の土器や石器を紹介し、そこからわかる人々の暮らしについての説明を行いました。
八郷の遺跡の説明では縄文時代~中世の約40基あまりの遺構を、八郷地区の地図と照らし合わせながら紹介しました。近くに住んではいるものの、八郷地区にこれだけたくさんの遺跡があることに驚いてみえる方がたくさんいらっしゃいました。
参加者からは「自分が住んでいる地区でも知らないことがたくさんあった」「縄文時代、弥生時代のことをもっと深く知りたいと思った」などの声が寄せられました。
全体の様子 | パワーポイントで説明 |