当日は台風の影響により天候が心配されましたが、穏やかな天候になり、地元の方を中心に67名の参加者がありました。参加された方には、今回の発掘調査で明らかになった江戸時代後期の土地開発が行われた際の土地を区画する溝、出土した縄文時代の押型文(おしがたもん)土器の深鉢片や江戸時代後期の陶磁器をご覧いただきました。また、四辻遺跡の北にある空畑(そらばた)遺跡で採集した石器(石鏃、有舌尖頭器、石匙、磨製石斧、石錐など)も展示しました。
参加者からは、自分たちの住んでいる先祖の様子がわかりよかった、土器に実際に触れることができてよかった、今後も説明会を実施してほしい、などの声が寄せられました。
今後も発掘現場での説明会等を通じて調査の成果を紹介してまいります。ご期待ください。
溝の説明 | 溝に入って見学もしていただきました |
土器、石器の説明 | 土器や石器を間近でみて頂きました。 |