今回は「古墳時代の玉-勾玉・管玉・ガラス玉-」と題して、三重県埋蔵文化財センター職員の和澄(わずみ)が講演を行い、雨天にもかかわらず、39名の方に参加をいただきました。
古墳の発掘調査で玉類が出土した様子や玉の種類、当時の人々の装いなどを、勾玉や管玉の実物をご覧いただきながら、ご紹介しました。終了後も本物の勾玉などを間近に見ながら講師に質問される方の姿が見られ、参加者の熱意と関心の高さを感じることができました。
埋蔵文化財センターでは今年度も県内各地で発掘調査を行う予定です。今後も新たな発見と研究の進展が期待されますので、公開考古学講座や現地説明会の機会を通じて、皆さんに成果を公開する機会を設けるよう努めていきたいと思います。