公開考古学講座(第6回)と発掘成果報告会を同日開催しました
3月14日土曜日、午前に公開考古学講座(第6回)、午後に発掘成果報告会「おもろいもん出ましたんやわ@三重2014」を開催し、合計204名(午前63名、午後141名)の方に参加いただきました。
午前の公開考古学講座では、「三重の考古学最前線2014」と題し、三重県埋蔵文化財センター職員の相場さやか(あいばさやか)、櫻井拓馬(さくらいたくま)、伊藤裕偉(いとうひろひと)の3名が、古墳時代、古代から中世、近世の遺跡の発掘調査からわかった成果を発表しました。
午後の「おもろいもん出ましたんやわ@三重2014」では、平成26年度に発掘調査が行われた遺跡や新たな発見があった県内16遺跡について、発掘調査担当者が調査中のエピソードを交えながら、解説を行いました。
朝見遺跡(松阪市和屋町)出土の「平成」と書かれた平安時代の墨書土器を初めて公開したほか、同じく朝見遺跡出土の保存処理が終了して綺麗になった青銅鏡を間近で見学していただきました。
参加者からは、午前と午後を通じた行事の開催について「今後も続けてほしい」というご意見や、「本物の青銅鏡や『平成』の墨書土器が見られて面白かった」などの感想が寄せられました。
発掘成果報告会の資料は こちら (pdf)