農大祭&西山農業祭りに参加しました
12月7日(日)
松阪市嬉野川北町にある農業大学校と農業研究所で開催された「農大祭&西山農業祭り」に参加しました。全体の来場者数は約1,500名で、会場は大変にぎわいました。
埋蔵文化財センターのブースでは、遺跡から出土した遺物の展示コーナーと、粘土に模様をつける体験コーナーを設け、合計368名の方に参加いただきました。
展示コーナーでは、津市の木造赤坂遺跡(こつくりあかさかいせき)から出土した石器や土器、縄文・弥生時代の食器・食事模型、昔の木製鍬(模造品)を展示し、実際に触れていただきました。
今回は、隣のコーナーで農産研究課・伊賀農業研究室が古代米である赤米の試食をしていたことをきっかけに、埋蔵文化財センターが製作した赤米を盛りつけた食事復元を活用していただき、農業研究所とのコラボレーションが実現しました。参加者の方は、赤米を試食しながら興味深そうに古代米の解説を聞いておられました。
体験コーナーでは、土器をかたどった粘土に文様をつける体験を行い、子どもたちを中心に64名の参加がありました。縄や貝殻などの施文具を使って夢中で文様をつけ、出来上がった作品をみて嬉しそうにしている姿が見られました。
当センターのブースにたくさんの方々にお越しいただき、本当にありがとうございました。
遺物を実際に触っていただきました |
農業研究所で赤米の食事復元を 活用していただきました |
昔の鍬(模造品)の重さを実感 |
夢中になって粘土の文様つけを体験 |