飛鳥時代の竪穴住居5棟が見つかりました
平成26年12月14日(日)、三重郡菰野町池底・潤田の椋ノ木遺跡(むくのきいせき)で、発掘調査現地説明会を開催しました。
当日は雪の予報も出る大変寒い中でしたが、地元にお住まいの方々を中心に、合計124名の参加者がありました。
調査担当者から竪穴住居の構造について説明し、良好に残っているカマドなどを近くでご覧いただきながら、それぞれの特徴についてご紹介しました。また、出土した土器を実際に手に触れながら観察していただきました。
参加者の方々は、身近に飛鳥時代の遺跡が眠っていたことについて驚き、大変興味をもってご覧いただきました。また、当時も鈴鹿おろしの吹き付ける中、このような竪穴住居にくらしていた当時の人々の様子に思いを馳せていらっしゃるようでした。