平安時代の掘立柱建物の跡を10棟以上発見!
平成26年11月29日(土)、松阪市立田町・和屋町の朝見遺跡(あさみいせき)で、今年度2回目の発掘調査現地説明会を開催しました。
当日は地元にお住まいの方々を中心に、合計89名の参加者がありました。
参加者の方々には、掘立柱建物の柱穴が並んでいる様子をはじめ、弥生時代の方形周溝墓や鎌倉時代の井戸などの遺構と、これまでの発掘調査で出土した墨書土器や緑釉陶器などの遺物を見ていただきました。
雨が降り、遺跡見学には条件が良くありませんでしたが、参加された方々に、平安時代におかれた耕地経営の拠点の様子や、同じ土地に異なる時代の遺構・遺物が集中し、昔から居住するのに適した条件の土地であったことを知っていただくことができました。
雨の中、掘立柱建物跡の前で説明 |
たくさんの方々に来ていただきました |