土器の野焼き
朝見小学校
平成26年10月28日(火)、松阪市立朝見小学校で土器の野焼きを行いました。対象は、6年生17名で、9月に土器づくりをして乾燥させ、この日を待っていました。
まず、野焼きの歴史と方法について話をした後、1日かけて野焼きの作業を行いました。薪への点火は、代表の児童が舞ぎり法による火おこし体験でついた炎を使いました。その後、急な火力で土器が割れないように少しずつ炎に近づけてあぶり焼きをしました。土器は最初茶色でしたが、表面温度が上がるにつれて、ススがつき黒っぽくなってきます。この段階で土器を炎の中に入れ、本焼きをしました。焼きあがった土器は白っぽい色に変わりました。
児童は、授業時間だけでなく昼休みの時間も利用して、土器を焼いている様子や、色の変化などを興味深そうに観察し、焼きあがった自分の土器を見て満足そうな表情を見せていました。
焼きあがった土器は、11月9日(日)に行われた朝見小学校の文化祭で展示されました。
火おこし体験に挑戦 |
あぶり焼き |
土器の色が黒っぽく変化 |
本焼き |
冷めたら完成 |
完成した土器を回収 |