まいぶん祭(まつり)2014 を開催しました
平成26年8月26日~27日
埋蔵文化財センター嬉野分室にて、2日間にわたる夏休み体験イベントを開催しました
今年で3回目となる、夏休み体験イベント。大人気の石包丁や勾玉をつくる体験工房、火おこし体験のほか、埋蔵文化財センターが開発したすごろくやパズル、新メニューの「木簡ってなぁに?」など、いろいろなメニューを用意しました。
今年は天候が心配されましたが、ほとんど雨も降らず、2日間で、のべ895名ものお客様に来ていただき、大盛況となりました。
たくさんのお客様に来ていただきました |
複数のメディアに取り上げられました |
日替わり体験工房
26日は勾玉づくり、27日は石包丁づくりを行いました。2日ともご来場いただいたお客様もたくさんおられました。今年の勾玉は、これまでのうす緑色だけでなく、ピンクや黒のやや硬い石も用意しましたが、硬さにも負けず、みんな一生懸命に石を紙やすりで磨いて、つくってくれました。
石包丁をつくっています |
勾玉の最後の仕上げ! |
勾玉はピンクと黒も登場しました |
火おこし体験
体験工房と人気を二分する、火おこし体験。一時は行列ができるほどでした。今年は湿気の多い天気だったため、煙はあがるものの、火をつけるまでが大変だったようです。それでも、がんばって火をつけることができた子どもたちには、「火おこしマスター認定証」が授与されました。
大盛況の火おこし体験 |
家族で協力してガンバレ! |
火がつくまで、もう少し! |
木簡ってなぁに?
新メニューの「木簡ってなぁに?」。奈良県にあった都、平城京跡などから出土した、三重県内の地名が書かれた木簡をパネルで解説しました。また、木簡を模した厚紙に、筆ペンをつかって文字などを書いてもらい、木簡づくりを体験していただきました。何を書こうか悩みながらも、イベントの感想などを、慣れない筆ペンで一生懸命書いてくれました。
木簡のパネル展示 |
筆ペンで書いています |
できあがった木簡 |
ホンモノの土器や銅鏡(模造鏡)にさわろう!
埋蔵文化財センターならではのコーナーです。今回は、縄文時代から古墳時代の土器はもちろん、文字の書かれた土器や石(礫石経)も展示し、実際にさわっていただきました。1,000年以上も前に書かれた文字を、とても興味深そうに見ていました。
文字が書かれた「墨書土器」 |
鏡や土器にさわっていただきました |
すごろく・パズルでお勉強
平成24、25年度に当センターが開発した「三重の文化財すごろく」「三重の城すごろく」、そして県内最大の馬形埴輪の写真でつくった大型パズルを体験していただきました。すごろくは親子で盛り上がっていただき、パズルは壮絶なタイムの競い合いが見られました。
三重の文化財すごろく |
三重の城すごろく |
馬形埴輪の大型パズル |