公開考古学講座(第2回)を開催しました
7月19日(土)、公開考古学講座「三重を掘る」(第2回)を開催し、37名の方に聴講いただきました。今回は、三重県埋蔵文化財センター職員の長谷川哲也(はせがわてつや)と小林美沙子(こばやしみさこ)が講師を務め、「『ふるさと三重』の文化財を活かした教材を授業に~『三重の城すごろく』を体験~」という演題で講演しました。
三重県教育委員会では、平成24年度から郷土を愛する心を育てるため、文化財を活かしたオリジナルの教材を製作し、小学校等で授業実践を行っています。これまでに、土偶や馬形埴輪を題材にした紙芝居や食事復元模型、「三重の文化財すごろく」「三重の城すごろく」などを製作してきました。
今回の講座では、これらの教材のもとになった遺跡や遺物及びどのような授業を行ってきたかを紹介し、最後に「三重の城すごろく」を参加者全員に体験していただきました。
「三重の城すごろく」を体験していただく時間は、大変盛り上がりました。参加者からは、「たまには体験形式の講座もいいですね。」「このすごろくは、よくルールが考えられていますね。子どもたちも盛り上がるでしょうね。」など、様々なご意見をいただきました。製作を担当したものとしても、大変楽しい時間でした。
前半は、教材や授業の紹介をしました。 |
後半は、「三重の城すごろく」を体験! |