第32回 三重県埋蔵文化財展の講演会を開催しました
11月17日(日曜日)午後2時から4時に、第32回三重県埋蔵文化財展「人と文化の通りみち ~多気町とその周辺の遺跡~」の記念講演会を開催しました。講師には、皇學館大学文学部教授の岡田登先生をお招きし、「多気町の遺跡からみた伊勢大神宮と東大寺大仏 ~水銀の道を明らかにする~」という演題でご講演いただきました。岡田先生には、多気町丹生で産出した水銀が東大寺大仏の鍍金に欠かせなかったことや、当時の朝廷や伊勢神宮の状況などについて、考古学と文献史学の両面からの豊富な資料により、わかりやすくお話しいただきました。参加された74名の方には、先生の話にうなずいたりメモをとったりしながら、熱心に聞いていただきました。
展覧会は、12月15日(日曜日)まで開催しています。12月1日(日曜日)午後1時から2時には、展示説明会も開催します。まだご覧になっていない方は、ぜひお越しください。
たくさんの方にお越しいただきました |