一志の歴史と貫頭衣デザイン
波瀬小学校
平成25年11月14日(木曜日)、津市立波瀬小学校で出前授業を行いました。対象は6年生児童4名で、1時間目は「一志の歴史」について授業をし、2時間目は弥生時代の衣服といわれる貫頭衣に模様をつける体験をしてもらいました。波瀬小学校では、5月にも4~6年生を対象に火起こし体験の出前授業をしていました。
1時間目の「一志の歴史」では、波瀬地区を中心とする遺跡や現在も残る城跡などの話を説明し、その後一志町から出土した遺物を触ってもらいました。現在も残る城跡などについては、子どもたちが暮らしている地域であることもあり、「知っている!」と声をあげて興味深そうに話を聞き入っていました。また、本物の遺物を触る時間には、時代によって土器の形や質感が違うことや、重さも「思っていたより軽い」などと驚きをもって遺物と接していました。
2時間目の「貫頭衣デザイン」では、埋蔵文化財センターが用意した不織布製の貫頭衣に、弥生時代の銅鐸などに描かれている絵柄をステンシルを使って描いてもらいました。45分の作業時間でしたが、みんな時間ギリギリまで一生懸命デザインして、自分だけの素敵な貫頭衣ができました。
一志の歴史について説明 |
夢中になって貫頭衣をデザイン中! |