公開考古学講座(第2回)を開催しました
6月22日(土曜日)、公開考古学講座「三重を掘る」(第2回)を開催し、103名の方に聴講いただきました。今回は、当埋蔵文化財センター職員の穂積裕昌(ほづみひろまさ)が「伊勢神宮をめぐる考古学上の整理」という演題で講座を務めました。
伊勢神宮の成立については、日本古代史からも多くの研究が積み重ねられてきました。今回の講座では、古墳時代の伊勢、とりわけ南勢地域の考古学的情報と、これまで知られている伊勢神宮に関係する考古資料(外宮の南側にある高倉山古墳や内宮宮域出土の古墳時代の考古資料等)を整理するなかから、考古学の視点から見た伊勢神宮の成立について考えました。
参加者は、熱心に講師の話を聞いておられ、講義終了後には質問もいくつか出されました。
たくさんの方々に来ていただきました |
みなさん熱心に聞いておられました |