公開考古学講座(第3回)を開催しました
8月18日(土曜日)、残暑厳しい中、公開考古学講座「三重を掘る」(第3回)を開催しました。今回は、会場を松阪市文化財センターに移して行いました。当日は77名の方に来ていただきました。
今回は、当埋蔵文化財センター職員の川部浩司(かわべひろし)が、「ヤマト王権誕生の権力系譜をさぐる~王権の成立に伊勢湾岸域はいかに関わったのか~」という演題で講義しました。
講座では、王都としての纒向遺跡(まきむくいせき)、王墓としての前方後円墳を取り上げながら、伊勢湾岸域との関連性をさぐりました。そこでは東海系土器がたくさん見つかっており、、この地方(伊勢)から多くの人々が纒向遺跡へ赴いた背景などが語られました。講演後には、いくつか質問をいただき、予定時間をこえて、活発に意見交換されました。
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今回の講師です |
たくさんの方に来ていただきました |