表面欠点「色調の不揃い」の防止法
現在、文献に記載されている「色調の不揃い」の欠点防止法を左欄に示します。右欄には、当研究会で検討した結果として、その意味(科学的理由)を示します。
色調の不揃い:2個以上の製品で色調が相違するもの
欠点防止法 | その意味(科学的理由) | |
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1 | 施釉量を同一にする | 釉層の厚さが異なると呈色に違いが出るので、施釉量を同一にする。 |
2 | 焼成火度を同一にする | 焼成火度によって呈色が異なることがあるので、これを防止する。 |
3 | 素地を同一にする | 素地の組成などが異なることによる呈色の違いを防止する。 |
4 | 成形法を同一にする | 成形法によって、素地表面の組成、密度などが異なり、呈色が変化するため、成形法を同一にする |