品評会・イベント情報
平成24年度春季三重県花き品評会結果 2013年4月3日
平成24年度春季三重県花き品評会(主催/三重県、三重県花植木振興会)が、4月3日に三重県庁講堂にて開催されました。
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【会場の様子】 |
審査結果の概要
観葉、鉢花、切り花、洋ラン、苗ものの5部門に計113点の出品があり、金賞32点が選ばれました。
今作は夏季の記録的な暑さ、秋冬季の低温、3月以降の高温の影響を受けて、栽培管理、定期の開花確保が難しい年となったうえ、燃油高騰の影響も加わったことからも、出品調整の難しい年となりました。しかし、全体的に良品が多く、上位入賞品はいずれも素晴らしい出来で、生産者の高い技術力が伺われるものでした。
各部門の特徴は以下のとおりです。
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観葉 - 47点の出品。定番品の出品が中心となりました。また、寄せ植え、ガラス容器に入れたインテリア性の高い作品など、商品開発の努力が伺われる作品も目を引きました。部門1位は、アンスリウム(プリンセスアレクシアバイオレット/紫花)で腰高鉢にすらっとした花、茎葉のバランスが高く評価されました。
- 鉢花 - 38点の出品。ペラルゴニウム、アジサイ、ニューギニアインパチェンス、ゼラニウム、ユーホルビア等が出品されました。部門1位はペラルゴニウムで、茎葉のバランス、ボリューム感に優れた品でした。
- 洋ラン -5点の出品。シンビジウム、ファレノプシス、パフィオなどが出品されました。品数は少ないものの、消費者の方々に人気の高いミニタイプの品が多く並びました。部門1席となったパフィオ(デレナティ)はピンク色の花色が春らしい雰囲気を醸し出した逸品でした。
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苗もの -21点の出品。ミヤコワスレ、アリッサム、パコバ、ゼラニウム等の良品が多く出されました。部門1位のカンパニュラは生産者が選抜した大輪系品種で、花付き、生育の斉一が高く評価され、全体1席の農林水産大臣賞に輝きました。