品評会・イベント情報
平成24年度秋季三重県花き品評会結果 2012年12月5日~6日
平成24年度秋季三重県花き品評会(三重県および三重県花植木振興会主催)が、12月5~6日に津市のメッセウイングみえにて盛大に開催されました。
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【会場の様子】 |
審査結果の概要
品評会には観葉、鉢花、切り花、洋ラン、苗もの計5部門に計210点(昨年183点)の出品があり、金賞32点が選ばれました。
今作は夏季の高温や台風の襲来(6・9月)等の影響を受けた栽培管理の難しい年であり、シクラメンの生育が1週間程度遅れるなど品質の低下が懸念されましたが、出品物は全体的に良品が多く、レベルの高い品評会となりました。
各部門の特徴は以下のとおりです。
1. 観葉 - 76点(昨年63点)の出品。定番品の出品に加え、寄せ植え、ガラス・陶製容器に入れたインテリア性の高い作品、カラーサンドを使用した作品など、商品性の高い出品も見られました。部門1位は、アンスリウム(ダコタ/赤花)で花、茎葉のバランス、鉢の高級感が特に高く評価されました。
2. 鉢花 - 77点(昨年94点)の出品。夏季の高温による影響が心配されましたが、品質は平年に比べても優れた出来となりました。部門1位のシクラメン(白)は茎葉のバランス、草勢、ボリューム感に優れ、全体1位(農林水産省生産局長賞)となりました。
3. 洋ラン -33点(昨年13点)の出品。出品の大部分はシンビジウムで、減少傾向にあったスタンダードタイプの出品が目立ち、アーチング仕立ては減少しました。洋ラン1席のシンビ(インザムード)は定番品種ながら銀色陶器鉢、底皿で商品性に優れた作品でした。
4. 苗もの -20点(昨年27点)の出品。苗もの1位のガーデンシクラメン生産者は5年連続の部門1位選出となり、花着き、茎葉バランスが高く評価されました。