紀北町古里・道瀬地区
かんきつを獣害から守れ
~地区の生産者を中心とした獣害対策~
当地区は紀北町北部の国道42号線沿いに位置する集落で、かんきつの生産が盛んな地域です。近年特にサル・イノシシ・シカ等の被害が多発しています。農業被害のみならずサルが住居に侵入するなど、獣害は深刻な問題となっていました。
両地区では何度も獣害に関する研修会を行い、地区全体で獣害に立ち向かう体制づくりを進めてきました。これまでの研修では、講師を招いての獣害勉強会、獣害被害地図作り、猿追い払い道具の作成・実演実習などを行ってきました。研修を重ねる中で住民の意識も高まり、地区のかんきつ生産者を中心に積極的に猿追い払い等の獣害対策が行われるようになりました。