松阪市広瀬地域
営農組合機能を活かした獣害対策
~サル追い払いに一致協力して!防護柵設置もみんなの力で!~
広瀬営農組合は平成17年度に設立し、目立ってきた獣害について営農組合として対策する事を決定し、取り組みが始まりました。サルの追い払いについては、サルの出没を確認したら、営農組合長へ連絡し、営農組合長は地区設置の放送施設を活用して在宅人員を召集、出没現場へ数人が集合して地区外へ逃げるまでの追払いを徹底しています。その結果、被害ピーク時から1/6程度まで被害を軽減する事が出来ました。イノシシ・シカ害対策には、鳥獣害防止総合対策事業(国)を活用して、20~22年度で防護柵を設置しました。(延長3.5km)。営農組合が成果を上げ、獣害対策は21年度から自治会の取り組みとして広がりを見せました。集落内全住民が共通の問題意識を持って対策に当たることはとても大切なことです。また、広瀬地区は、集落ぐるみで獣害対策をすれば被害軽減につながることの実践者として、獣害に悩む地域に対して協力的に対応してもらっています。