おわりに
本冊子の作成にあたっては、中央農業改良普及センターおよび各地域農業改良普及センター、農業研究所茶業研究室(当時:科学技術振興センター茶業研究室)、および、農業大学校の各担当者により構成された「戦略的技術・経営検討会(茶部門)」にて内容を検討し、編集しました。
編集にあたっては、
(1)時期別の作業に沿ってそれぞれの意義を再確認し、
(2)環境に配慮した栽培方法を模索でき、
(3)できるだけ専門用語を通常の表現と併記してわかりやすくすること
を念頭に記述いたしました。
茶業者の皆さんが茶園管理を行っていくうえでの環境が以前に比べ変化してきたなかで、どのような茶園管理を行っていくかを構築するために、本冊子が活用されることを期待しております。
内容については、必ずしも十分ではありませんが、この冊子を出発点に、より良い茶園管理方法を少しでも見いだすことができればと考えております。