2.茶園管理記録を残しましょう
現在、茶についても生産過程の透明化を強く求められており、日頃の茶園管理について記録しておくことが大変重要になっています。なぜならば、不確実な情報を開示して、もし事実と違った場合、「偽装表示」とも受け止められるかもしれないからです。
こうした誤解を防ぐためにも日頃の茶園管理を記録し、残しておきましょう。
茶園管理は天候の影響を受けやすく、必ずしも計画通りの管理ができない場合も多く、また、茶園によっても管理が違ってくる場合も多くあります。そのため、作業日誌のように日頃の管理を記録しておきましょう。
これらの記録は生産過程に関する情報公開のためだけではなく、毎年の茶園管理の検証や、より良い管理方法の模索のためにも貴重なデータとなるでしょう。
図 茶園管理記録の例
生産物に対する管理記録の考え方については、「農産物の自主管理をめざして」三重県版農産物品質・衛生管理マニュアルも併せてご覧ください。