対策 隠れ場所をなくす
農地周辺で獣が隠れられる場所は、獣にとって安心できる場所となります。農地周辺にそのような場所があると農地に獣が出没しやすい状態となってしまいます。
獣が隠れられる場所を減らすことで、獣の出没を減らす効果が期待されます。
隠れ場所をなくす例など
農地周辺の藪をなくして、藪と農地の間に空間(緩衝帯)を作ることで獣を寄せ付けないようにする取組が行われています。藪からの飛び出しによる突然の遭遇を減らすこともできます。
防護柵の維持管理をしやすくするため、防護柵と藪との間に緩衝帯を整備している地区もあります。
防護柵内部でも藪があると柵を破って獣の侵入が増えたり、また、侵入してきた獣の住処となることがあります。そうならないためにも柵内の環境を整備することが大切です。