農業普及現地情報
つながった!青年農業士会交流会をきっかけに、販路開拓しました(平成30年12月普及現地情報)
松阪地域農業改良普及センター
平成30年11月1日に開催された、伊勢志摩・松阪地区青年農業士会交流会の後、キャベツを生産する青年農業士(以下、会員)と生協とのつながりができました。「必ず生産現場を見に行く」という生協の言葉通り、さっそく、生協職員がキャベツの圃場に出向き、現場での商談となりました。その後、生協店舗を訪れると、入口すぐの目立つところにキャベツが陳列され、会員の顔や圃場の写真入りのPOPと試食がありました。 今回は、交流会をきっかけに、「ニーズがあれば商品を提供したい」と話していた会員と、「消費者・生産現場を大事にする」という生協とが見事にマッチングしました。マッチングによって、会員は「野菜価格低迷のなか、安定価格で取引ができる。配送の負担も少ない」と話しています。一方、生協は「差別化商品による売り上げの増加が期待できる」と話しており、互いにメリットを見出した取引は、今後もつながっていくと思われます。このつながりを大事にし、他の普及センターへの波及や、会員のさらなる販路開拓、チャレンジの後押しや、きっかけを作れるよう支援していきます。 店舗の様子 |
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