農業普及現地情報

パッションフルーツフェスティバルが開催されました（平成２９年１１月普及現地情報）

伊賀地域農業改良普及センター

伊賀市霧生地区の霧生活性化実行委員会が地域活性化プランに則って栽培を始めたパッションフルーツが収穫期を迎え、１０月２８日（土）に栽培ハウスにてパッションフルーツフェスティバルを開催し、高原の南国フルーツをＰＲしました。 　本年度から試作的にハウスと露地で栽培に取り組んだパッションフルーツですが、普及センターでは紀南果樹研究室と協力しながら植栽から日常の管理について助言を行ってきました。途中、病気の蔓延により露地のほうは大幅な減収となりましたが、ハウスでは無事に収穫できました。 　当日はハウス周辺を会場に、冷凍保存した果実の試食販売のほか、地元農産物や伊賀白鳳高校と連携して開発したカラマンダリン＆パッションフルーツジャム等の販売、食育アドバイザーの講演などが行われ、あいにくの天気にも関わらず多くの来客でにぎわいました。 　霧生地区ではブルーベリー狩りやこんにゃく生産加工にも取り組んでいますが、パッションフルーツが更なる地域の特産物として認知され、定着していくよう引き続き支援していきます。