農業普及現地情報
GAPの推進活動について(平成29年9月普及現地情報)
津地域農業改良普及センター
普及センターでは、GAPは農業経営を改善していくうえで、必要不可欠な取組であるという認識で、関係機関と連携したGAP推進に取り組んでいます。9月29日には津地域農業振興協議会において「農業生産工程管理(GAP)で経営改善を」と題し、GLOBAL GAP審査員・JGAP上級審査員・6次産業化プランナーでGAP推進に活躍されている、西嶋正和氏を招き研修会を開催し津市、管内3農協も参加しました。その結果、GAP取組への意義や生産者へのアプローチの具体的な手法等、参考になりました。 平成29年度、これまでの取組についても概略を報告します。 ○農業者への支援 ・3名のGAP指導員が中央普及担当者と連携して、野菜経営体、果樹(6次化)経営体に対し、GAP認証 取得支援活動を開始。(8月19日~) ・管内2農業経営体が「GAP指導員育成研修」へ参加(8月、10月) ・ASIA GAP認証取得希望経営体に対し、JAと連携しGAP概要説明(8月1日) ○関係機関との連携 ・農業振興協議会を通じ関係機関に対しGAP研修会の提案(9月29日開催) ・GAP指導員資格情報の提供(市職員 資格取得) ○担い手組織へのGAP推進 ・「市長とかたる会(7月30日)」青年農業士よりGAP支援協力依頼 ・青年農業士会(11月研修予定) 青少年クラブ(9月28日研修会) ○認証取得経営体(1経営体) ・GAP導入にあたってのきっかけ、導入後の取組等について聞き取り(9月~) GAPの導入効果は、食品安全、農作業リスクの低減、作業の効率化やコスト削減など多岐にわたり、農業経営体によってその効果は異なると考えられるため、対象とする農業経営体の導入目的をしっかりと把握し、対象に応じた指導を、中央普及センター、農政室、津市、各JA等の関係機関と連携して行っていきたいと考えます。 |
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