人と自然が共にある環境の保全
- 多様な自然環境の保全
- 良好な自然環境の活用
森林保全
本件の森林は、県土の3分の2を占めており、近年、県民の地球環境問題への関心の高まりの中で、県民共有の豊かな森林資源を適正に管理し、県土の保 全、水資源のかん養、環境保全などの多様な公益的機能を高度に発揮させるため、森林の整備を推進する必要がある。
平成9年度末における森林面積は376,123haで、県土の65.1%となっており、なかでも水源のかん養、災害の防備なとの目的を達成し、森林の持つ公益的な機能を十分に発揮させるため、特に必要な101,233haが保安林に指定され、適切に保全・管理がなされている。平成9年度は治山事業による荒廃山地と水源地域森林の整備、森林整備の効率化を図る林道事業、森林資源の高度化を図る造林・間伐事業等を実施した。