エコドライブの推進(事業者)
エコドライブパンフレット(事業者向け)(PDF:3428KB)
エコドライブとは
エコドライブとは、一言で言うと「環境に配慮した自動車の使用」のことです。
具体的には、やさしい発進を心がけたり、無駄なアイドリングを止める等をして燃料の節約に努め、地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO
エコドライブの効果
環境改善:CO2やNOx・PMの削減効果の大きいエコドライブ
自動車の排気ガスに含まれる二酸化炭素(CO
エコドライブを実践することでこれらの排出ガスを減少させることは、「地球環境の改善」につながります。
ふんわりアクセル(緩やかに発進)をすると、大気汚染や地球温暖化を防ぐ効果があります。
※値は排出ガス規制(新長期規制)適合した貨物用8トン車の場合
経費削減:経費の節約ができるエコドライブ
エコドライブは、環境改善だけでなく、経費削減にもつながります。燃料費削減はもちろんのこと、タイヤやブレーキパッドの摩耗を抑えるなどの車両維持費の削減などの効果があります。
アイドリングストップすると燃料消費を減らすことができます。
※アイドリング10分あたりの燃料消費
事故防止:安全運転になるエコドライブ
エコドライブの基本は穏やかに運転することにあります。急発進、急ブレーキを控え、車間距離を取り、安定した速度で走行することで、交通事故の減少にもつながります。
エコドライブ10のすすめ
※出典:エコドライブ普及連絡会「エコドライブ10のすすめ」より
走りながら6つのエコドライブ
1.ふんわりアクセル『eスタート』
やさしい発進を心がけましょう。
普通の発進より少し緩やかに発進するだけで11%程度燃費が改善します。
2.加減速の少ない運転
車間距離は余裕をもって、交通状況に応じた安全な定速走行に努めましょう。
速度にムラのある走行は、加減速の機会も多くなり、市街地では2%程度燃費が悪化します。
3.早めのアクセルオフ
エンジンブレーキを積極的に使いましょう。
エンジンブレーキを使うと、燃料カットされるので、2%程度燃費が向上します。
4.エアコンの使用を控えめに
車内を冷やし過ぎないようにしましょう。
外気温25℃の時に、エアコンを使用すると12%程度燃費が悪化します。
5.アイドリングストップ
無用なアイドリングをやめましょう。
エンジン音も無くなり静かになります。10分間のアイドリングで、130cc程度の燃料を浪費します。駐車時のアイドリングストップを行うことが、県条例でも定められています。
6.暖機運転は適切に
エンジンをかけたらすぐ出発しましょう。
現在市販のガソリン乗用車は暖機不要です。5分間の暖機で、160cc程度の燃料を浪費します。トラックの場合は、水温計の針が少しでも動いたら暖機運転は完了です。
走る前にも4つのエコドライブ
7.道路交通情報の活用
出かける前に計画・準備をして、渋滞や道路障害等の情報を
チェックしましょう。
道路交通情報をチェックして渋滞を避けることで、燃料と時間の節約につながります。
8.タイヤの空気圧をこまめにチェック
タイヤの空気圧を適正に保つなど、確実な点検・整備をしましょう。
タイヤの空気圧が適正値より不足していると、燃費が悪化します。
9.不要な荷物は積まずに走行
不要な荷物を積まないようにしましょう。
100kgの不要な荷物を載せて走行すると、3%程度燃費が悪化します。
10.駐車場所には注意
渋滞などをまねくことから、違法駐車はやめましょう。
交通の妨げになる場所での駐車は、交通渋滞をもたらします。