伊勢湾の海洋ごみは、上流の内陸地域と下流の沿岸地域にわたる流域圏から発生し、河川等を通じて海まで流出したものも含まれていることから、流域圏の各主体が連携して海洋ごみ対策に取り組むことが重要です。
この考えのもと、令和６年3月、伊勢湾流域圏の岐阜県、愛知県、三重県（以下「三県」）は、伊勢湾流域圏の海洋ごみ対策を推進するため、「美しく豊かな自然を保護するための海岸における良好な景観及び環境並びに海洋環境の保全に係る海岸漂着物等の処理等の推進に関する法律（平成21年法律第82号）」第14条に基づき、「伊勢湾流域圏海洋ごみ対策推進広域計画」を共同して策定しました。
今後、本広域計画に基づき、三県及び関係主体が連携し、流域圏での広域的な海洋ごみの発生抑制対策を推進します。
目次
第１章 計画の基本的な考え方
第１節 計画策定の背景及び目的
第２節 計画の位置づけ
第２章 伊勢湾流域圏の現状
第１節 伊勢湾流域圏の特徴
第２節 海洋ごみの現状
第３節 海洋ごみの発生状況
第４節 海洋ごみ問題に係るアンケート調査
第５節 海洋ごみ対策の現状
第６節 現状の分析
第３章 共通理念及び基本方針
第１節 流域圏の共通理念
第２節 取組の基本方針
第４章 広域連携による海洋ごみ対策
第１節 海洋ごみ対策を重点的に推進する区域
第２節 調査・研究による実態把握
第３節 発生抑制対策の推進
第４節 多様な主体間の連携の確保
第５節 本計画の進捗管理
出典一覧
巻末資料
