一般廃棄物処理事業のまとめ(平成24年度)の概要
毎年、一般廃棄物行政施策の基礎資料とするため、環境省が一般廃棄物処理事業実態調査を実施しております。
このたび、三重県の市町及び事務組合の処理実態(平成24年度実績)について、とりまとめましたのでお知らせします。
平成24年度の県内のごみ処理の状況は以下のとおりでした。
平成24年度の県内のごみ処理の状況
排出及び処理の状況
排出の状況
平成24年度における県内のごみ排出量は638千tで、うち家庭から排出される生活系ごみが460千t(72%)、事業系ごみが178千t(28%)となりました。(生活系ごみには、紀伊半島大水害による災害廃棄物3千tを含みます。) 生活系ごみは前年度比2.7%の減少、事業系ごみは2.9%の増加となりました。
1人1日当たりのごみ排出量は、平成24年度の実績は紀伊半島大水害の災害廃棄物が減ったことなどにより、980g(災害廃棄物を除くと976g)となっていて、前年度比1.3%減となりました。
※国の「ごみ総排出量」の定義の変更に合わせて、新基準により算出しています。なお、平成17年度以前のデータも同様に修正しています。
処理の状況
資源化
ごみの資源化量及び資源化率は、18年度までは年々増加、上昇傾向にありましたが、19年度以降は横ばい傾向となっています。平成24年度の資源化率は30.5%となっています。
最終処分
ごみの最終処分量は、焼却灰の資源化の推進や容器包装リサイクル法による容器包装廃棄物の分別収集などにより資源化量が増加したため、年々減少しており、平成24年度で42千t となっています。42千t のうち直接埋立量が20千t(48%)で、焼却等中間処理残さの埋立量が22千t(52%)となっています。
排出・処理の全体の流れ
平成24年度に三重県内で発生した一般廃棄物(ごみ)の排出及び処理の全体の流れは下記をご覧ください。