一般廃棄物処理事業のまとめ(平成16年度)概要
毎年、一般廃棄物行政施策の基礎資料とするため、環境省が一般廃棄物処理事業実態調査を実施しておりますが、このたび三重県の市町村及び事務組合の処理実態(平成16年度実績)についてとりまとめましたのでお知らせします。
それによると、平成16年度の県内のごみ処理の状況は以下のとおりでした。
平成16年度の県内のごみ処理の状況
排出及び処理の状況
排出の状況
平成16年度における県内のごみ排出量は774千tで、うち家庭から排出される生活系ごみが546千t(71%)、事業系ごみが228千t(29%)となっており、生活系、事業系ともに、ここ数年は横ばいの状況です。
1人1日当たりのごみ排出量は、平成12年度以降増減はあるものの、概ね1,150g前後で推移しており、平成16年度の実績は1,135gとなっています。なお、平成7年度以降平成15年度までの実績では、三重県は常に全国平均を上回っています。
処理の状況
資源化
ごみの資源化量及び資源化率は、年々増加、上昇しており、平成16年度の資源化率は28月4日%となっています。なお、平成7年度以降の実績では、三重県は常に全国平均を上回っています。
最終処分
ごみの最終処分量は、容器包装リサイクル法による容器包装廃棄物の分別収集などにより資源化量が増加したため、年々減少しており、平成16年度で122千tとなっています。122千tのうち直接埋立量が82千t(67%)で、焼却等中間処理残さの埋立量が40千t(33%)となっています。
排出・処理の全体の流れ
平成16年度に三重県内で発生した一般廃棄物(ごみ)の排出及び処理の全体の流れは下記PDFをご覧ください。
ごみの排出及び処理の状況(平成16年度)(PDF:15KB)