一般廃棄物処理事業のまとめ(令和元年度)の概要
毎年、一般廃棄物行政施策の基礎資料とするため、環境省が一般廃棄物処理事業実態調査を実施しております。
このたび、三重県の市町及び事務組合の処理実態(令和元年度実績)について、とりまとめましたのでお知らせします。
令和元年度の県内のごみ処理の状況は以下のとおりでした。
令和元年度の県内のごみ処理の状況
排出及び処理の状況
排出の状況
令和元年度における県内のごみ排出量は614千tで、うち家庭から排出される生活系ごみが441千t(72%)、事業系ごみが172千t(28%)となりました。 生活系ごみは前年度比0.4%の増加、事業系ごみは前年度比0.9%の減少となりました。
1人1日当たりのごみ排出量は、令和元年度の実績は、947gとなっていて、前年度と比較して変動なしとなりました。
※国の「ごみ総排出量」の定義の変更に合わせて、新基準により算出しています。なお、平成17年度以前のデータも同様に修正しています。
処理の状況
資源化
ごみの資源化率は、全国より高い水準を維持していますが、ごみのRDF化を行う市町の減少等のため、近年は減少傾向となっています。令和元年度の資源化率は23.1%となっています。
最終処分
ごみの最終処分量は、焼却灰の資源化の推進や容器包装リサイクル法による容器包装廃棄物の分別収集などにより資源化量が増加したため、年々減少傾向にあり、令和元年度は22千t となっています。22千t のうち直接埋立量が7千t(31%)で、焼却等中間処理残さの埋立量が15千t(69%)となっています。
排出・処理の全体の流れ
令和元年度に三重県内で発生した一般廃棄物(ごみ)の排出及び処理の全体の流れは下記をご覧ください。