中部国際空港に係る航空機騒音の調査結果(平成22年度)
中部国際空港の開港に伴い発生している航空機騒音による県内の影響を把握するため、調査を行った結果は次のとおりです。
調査方法
航空機騒音の測定方法は、「航空機騒音に係る環境基準について」(昭和48年12月27日環境庁告示第154号)及び「航空機騒音監視測定マニュアル」(昭和63年7月環境庁大気保全局)に準拠しました。
調査期間
測定は平成22年6月、11月のうち、中部国際空港の運用形態別(南向き運用又は北向き運用)に応じて各1週間(初日の0時から7日目の24時まで)実施しました。
調査地点
調査地点は、下表に示す飛行経路周辺地域に位置する3地点です。
調査地点稗
測定期間 | 地区 | 地点名 | 所在地 |
---|---|---|---|
平成22年6月9日~15日 |
木曽岬町 | 木曽岬町東部地区クリーンセンター | 木曽岬町大字和富 |
桑名市 | 桑名市長島総合支所 | 桑名市長島町松ヶ崎 | |
平成22年11月24日~30日 | 鳥羽市 | 鳥羽市答志公民館 | 鳥羽市答志町 |
実施の結果
調査期間中の航空機騒音の1日あたりの最大値は54dBから75dBの範囲内でした。
環境基準は、航空機騒音の大きさと飛行した航空機数から算出するWECPNL(うるささ指数)により評価しますが、調査期間中のWECPNLの1日あたりの値は34から60の範囲内であり、全地点で環境基準I類型の基準値である70を下回っていました。
なお、詳細は別紙のとおり(PDF:38KB)です。