令和元年度自動車交通騒音の常時監視結果
実施方法
騒音規制法第18条の規定に基づき、地域の自動車交通騒音の状況を把握するため、県内の自動車交通騒音の測定を実施しました。
騒音の測定地点として、当該地域の自動車交通騒音を代表すると思われる地点を選定し、自動車交通により発生する騒音を測定しました。
また、その地点を含む評価区間ごとに面的評価を実施しました。
常時監視の対象とした路線
令和元年度の調査は、平成29年度に策定した5ヶ年実施計画の2年目にあたり、次の2路線について騒音測定を実施しました。なお、本事務は、平成24年度から市内の区域は市の長が行うこととされています。
路線 |
測定地点の住所 |
等価騒音レベル(dB) 昼間 夜間 |
|
---|---|---|---|
一般国道1号 | 三重郡朝日町大字縄生 |
72 |
70 |
一般国道23号 | 三重郡川越町大字南福崎 |
69 |
69 |
実施結果
面的評価の結果、評価対象住居等戸数2,423戸のうち、環境基準値以下の戸数は2,307戸(95.2%)、環境基準値を超過した戸数は51戸(2.1%)でした。
環境基準値を超過した戸数の内訳は次のとおりです。
- 昼間のみ基準値以下 (64戸、2.6%)
- 夜間のみ基準値以下 ( 1戸、0.0%)
- 昼間、夜間とも基準値超過 (51戸、2.1%)
評価結果の概要については次表のとおりです。
(単位) |
三重県内 (町分) |
---|---|
騒音測定地点数 | 2 |
評価区間数(以下、過年度分含む) | 37 |
評価区間の総延長 (km) | 39.9 |
評価対象戸数 (戸) | 2,423 |
環境基準値以下の戸数(戸) (環境基準適合率)(%) |
2,307 (95.2) |
環境基準値を超過した戸数(戸) (環境基準非適合率)(%) |
51 (2.1) |
なお、平成30年度の全国の集計結果では、環境基準適合率は95.1%でした。
その他
上記の騒音測定結果や面的評価の結果について各道路管理者等に通知するとともに、今後も自動車交通騒音及び面的評価を計画的に実施していきます。
添付資料
※1 別表1の路線別評価の評価対象住居等戸数と別表2の町別評価の合計が一致しないのは、路線が2つ以上重複する住居があるためです。
※2 令和元年度面的評価の結果に基づき、新たに騒音対策を追加した場合の環境基準達成状況の変化について予測評価を実施しました。