コムギ赤かび病・防除情報
コムギにおける赤かび病適期防除について
- コムギ赤かび病は、開花盛期から10日頃までの期間に感染しやすい病気です。
- 防除適期である開花始め~開花盛期に、薬剤散布を行えるように、防除計画を立てましょう。
- 圃場ごと・品種ごとに出穂および開花状況を観察・把握し、適期に薬剤散布を行ってください。
- 小麦の開花予測のために(農研機構「小麦赤かび病を適期に防除するための開花予測システム(リアルタイムアメダスを用いた麦の発育ステージ予測)」)などがHP上で公開されています。 「予測情報の利用により利用者又は、第三者に生じた損害については一切責任を負いません。 予測情報には誤差があるので、あくまでも参考値としてください。」等記述がありますので、参考にする場合はご注意ください。
- 特に、開花期以後に降雨が続き、気温が高く推移した場合は、多発する可能性があるので、追加防除を行いましょう。
- 収穫前に赤かび病の発生状況を把握し、本病の多発により赤かび粒が混入する恐れがある圃場では、健全な圃場と仕分けして、収穫・乾燥を行いましょう。
- 粒厚選別、比重選別の併用により、赤かび粒の混入を防止しましょう。