三重県病害虫防除所:主要業務概要
病害虫発生予察業務
農作物の病害虫について、現在の発生状況や、作物の生育状況、病害虫の発生に大きな影響を与える気象などについて、必要な調査を行い、これらのデータを解析することで、今後の病害虫発生を予測しています。
病害虫発生状況の調査と解析
病害虫の発生状況を把握するために、県内の主な生産地を定期的に巡回して調査しています。 平成28年度現在の巡回調査圃場は140か所です。 |
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また、県内6か所での予察灯調査や18か所でのフェロモントラップ調査、気象情報や発生予察シミュレーションモデルの予測結果を基に、病害虫の発生時期や発生量の予測をしています。 | |||
病害虫防除のための情報提供
病害虫発生予察情報会議では、病害虫防除所による調査解析データのほか、行政、普及、研究、関係機関から、病害虫発生状況に関するあらゆる情報を共有し、今後の対応を検討しています。 会議での検討結果や、病害虫防除員からの調査報告を基に、病害虫発生予報を作成しています。 |
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病害虫発生予報では、病害虫の発生に関する情報、作物別に今後の病害虫の発生予想をはじめ、防除に関する情報などを定期的に発表しています。 また必要に応じて、警報、注意報、特殊報、技術情報を発表し、適切な防除を呼びかけています。 |
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病害虫防除所では、市町、農協、普及センター等、農業関係機関および報道機関へ迅速な情報提供を行っています。 さらに生産者へ直接情報を伝える手段として、当ホームページによる情報提供を行っています。なお、これらの情報が新たに発行されたことを、eメールで連絡するサービスも行っています。 |
植物検疫業務
侵入警戒調査
国内未発生の病害虫に対して、侵入や、まん延を防止するため、常時警戒にあたっています。平成28年度現在、以下の病害虫について侵入警戒調査を実施しています。
- ミバエ類侵入警戒調査(6地点):果樹等の重要害虫
- 火傷病侵入警戒調査(7地点):リンゴ等の重要病害
- プラムポックスウィルス調査(37地点):ウメ等の重要病害
防除指導業務
- 「病害虫防除の手引き」の作成:病害虫や雑草の的確な防除と、農薬の安全使用を推進するため、農産物安全室、普及、研究と協力して、指導者向けの手引きを作成しています。
- 病害虫防除員の設置:各地域における病害虫の発生予察や防除指導などのため、病害虫防除員を44名設置しています。
- 植物防疫技術研修会:植物防疫の技術向上を目的に、病害虫防除に関する新たな知見等についての研修会を開催しています。
農薬安全対策業務
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