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令和06年08月30日

各種調査データ :作物(水稲)関係

イネいもち病・BLASTAMによる判定結果

                                                              更新日:令和6年8月30日

 

過去10年間のブラスタムのデータ

   

いもち病発生予測支援システム(ブラスタム)について 

 葉いもちは降雨等によって、水稲の葉が一定時間濡れたときに、感染、発病します。

 いもち病発生予測支援システム(ブラスタム)は、気象庁のアメダスのデータをもとに、葉いもちの発生時期を地域ごとに予測するプログラムです。

  • いもち病菌の感染に好適な気象条件(感染好適条件:凡例 ●)となった日から、7~10日後に葉いもちの病斑が現れます。
  • 同じ日に多くの地点で一斉に感染好適条件が出現すると、その7~10日後に葉いもちの流行する前段階に入ります。つまり地域のほとんどの水田で葉いもちの病斑が分布している状態(広域的初発生時期)となります。
  • さらに感染好適条件が繰り返し出現すると、葉いもちの流行が始まり、病斑が急増します。

※左右にフリックすると表がスライドします。

 表1 凡例:感染好適条件の判定基準

●: 下記の条件を全て満たした場合

  • 湿潤時間中の平均気温が15~25℃。
  • 上記の各温度帯において、必要な湿潤時間(表2)を満たすこと。
  • 当日を含めて、前5日間の平均気温が20~25℃。

好適条件が、以下のいずれかによって満たされなかった場合

(記号の違いは好適条件の順位を表すものではありません)

△: 湿潤時間は10時間以上であるが、前5日間の平均気温が20℃未満。

▲: 湿潤時間は10時間以上であるが、前5日間の平均気温が25℃以上。

○: 湿潤時間は10時間以上であるが、湿潤期間中の平均気温が15~20℃の範囲外。

◎: 湿潤時間が、湿潤時間中の平均気温ごとに必要な時間数(表2)より短い。

-: 上記のいずれにも該当しない場合。

?: 判定不能。

注意: 湿潤時間が10時間以下の場合は記載しません。

※左右にフリックすると表がスライドします。

表2 感染条件を満たす温度と湿潤時間の組み合わせ

温度 (℃) 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25

湿潤時間

(時間)

17

15 14 13 12 11 11 10 10 10 10

(注)アメダス気象データを利用したいもち病発生予測支援システムとは、平成6年度から病害虫防除所が取り組んでいるコンピューターを利用した予察 システムです。県下12か所のアメダス観測装置の毎時データ(気温、降水量、風速、日照量)から演算し、地域毎のいもち病の感染条件を判定しています。

本ページに関する問い合わせ先

三重県 病害虫防除所 〒515-2316 
松阪市嬉野川北町530
電話番号:0598-42-6365 
ファクス番号:0598-42-7568 
メールアドレス:byogai@pref.mie.lg.jp

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