No.129 桜の木のウソ
「ウソ」が桜の木にいました。
ウソはアトリ科の野鳥で、「フィッ、フィッ」と柔らかい声で鳴きます。口笛のような声です。
古い言葉で口笛のことを「うそ」というので、そこから来た名前かなと思っています。
ウソの雄は写真のように頬が紅色ですが、雌の頬は紅色ではなく、体全体が褐色がかっています。
ウソはサクラの木で花芽を食べるので、桜の名所では害鳥扱いだそうです。
この冬はウソだけでなく、シメやマヒワといったアトリ科の野鳥が多いように思います。
撮影年月日:平成25年2月20日
撮影場所:四日市市桜町
撮影者:木村 京子さん
平成25年2月25日掲載