犬の逸走に注意
夏場は犬の逸走に要注意!犬の逸走は夏場に多い傾向があります。飼い主は犬を逸走させないよう気を付けましょう。
逸走の原因のひとつ 「大きな音」
犬の逸走の原因として代表的なものに、「大きな音」が挙げられます。夏場は、雷鳴や花火など地域一帯に鳴り響くような大きな音が発生しやすい季節です。
大きな音にも動じない犬もいますが、音に敏感な犬は過剰に反応し、パニックを起こすことがあります。
パニックを起こした犬は、とにかくその場から離れよう、逃げ出そうとします。
その時、係留(犬をつなぎとめておくこと)が不十分であると、犬を逸走させてしまいます。
大切な飼い犬を逸走させないために 「係留状況の確認」
雷鳴や花火などの大きな音の発生や音量の制限は、非常に困難です。そのため、犬の逸走の防止対策として、犬がパニックを起こしても逃げ出さない状態を作ることが重要です。以下の点に留意して「係留状況の再確認」をお願いします。
① 首輪
古くなった首輪は、強く引っ張られたときに壊れてしまうことがあります。また、体重の減少等で首輪が緩くなっていることもあります。壊れていないか、容易に抜けないきつさになっているか、定期的にご確認ください。② リード
リードが途中でちぎれてしまうことがあります。十分な強度を保っているか定期的に確認しましょう。金属製の鎖でも、腐食するなどして脆くなっていることがあります。また、リードと首輪とのつなぎ目、リードを地面や小屋などに固定する場合はそれら固定具の強度も重要となります。
③ その他
屋内で飼育している場合でも、注意は必要です。ある程度の大きさの犬では、パニックを起こした時に網戸を突き破って外へ出て行ってしまうこともあります。花火などで大きな音が鳴ることが予想されるときは、ガラス戸や雨戸を閉めることも考えましょう。
犬が逸走した時のために 「所有者明示」
もしも犬が逸走した時のために、鑑札や注射済票、迷子札などを首輪に付けて所有者明示を行いましょう。逸走して保護された際に、所有者にすぐ連絡することができます。もしも犬が逸走してしまったら「保健所・警察への連絡」
犬が逃げてしまったら、保健所と警察へ逸走してしまったことを連絡ください。保護の情報が届いていることがあります。