三重県総合税システム再構築 調査・検討支援業務委託の実施に係る意見招請　

　三重県では、平成13年度から県税税業務全般を総合的に管理、支援するためのシステムとして「三重県総合税システム（以下、「現行システム」という。）」を導入し、機器更新を行いながら現在まで運用を行っています。
　しかし、現行システムの機器リース期間が終了する令和12年9月末日において、現行システムにてこれまで利用していたUNIXサーバの購入ができなくなる見込みであることが判明したため、単純な機器更新による現行システムの継続利用はできなくなると想定しています。
　また、現行システムではこれまで、度重なる税制改正への対応や、電子申告、電子納付等の新しい納税環境の整備への対応を行うため、都度システムの改修を行ってきましたが、現時点で大きな不具合は発生しておらず、また安定的に運用できているものの、改修の度に少なくない経費が発生することが大きな負担となっています。
　さらに、地方公共団体（市町村）における基幹業務システムの標準化や、ガバメントクラウドの利用推進等の自治体業務のDX対応が進められていること、パッケージ版やクラウド版の税システムのほか、複数の自治体による共同利用型のシステムが普及してきたことなど、現行システムの構築時点と比較すると、税システムをとりまく環境が大きく変化しています。
　これらの課題に対応するため、本年度から税システムの再構築について検討を開始したところですが、今後、現行システムの課題の洗出しや課題の解決方法について調査・検討を行ったうえで、再構築へ向けた基本計画の策定や、次期システムの要件定義、仕様書作成を行うことを目的として、「三重県総合税システム再構築に係る調査・検討支援業務委託」（以下、「本委託業務」という。）の調達を予定しています。
本意見招請は、本委託業務に係る調達仕様書（案）を事前に公表し、応札可能事業者からのご意見やご質問等を幅広く受け付けることで、業務の実現可能性を高めるとともに、公正、公平な内容となっているかを確認するために行うものです。
　本調達仕様書（案）についてご意見やご質問等がある場合は、別紙様式により、令和７年３月３日（月）までに電子メールにて提出いただきますようお願いします。
なお、今回いただいたご意見を参考に調達仕様書の修正を行う予定ですが、全てのご意見を反映させる訳ではありませんのでご了承ください。

<連絡先・意見提出先>
担当所属：総務部税務企画課 電算班
担当者：夫馬・西川
電話番号：059-224-2397
e-mail：zeimu@pref.mie.lg.jp